♪音楽小僧♫

昨日、音楽教室幼児科の新入会生徒のご父兄を中心にセミナーを行いました。講師はパワフルで笑いの絶えない内容で大評判のヤマハ名古屋支店の井原明美先生。家庭練習でのご父兄の対応について（さらに独自の子育て論も）、鍵盤楽器選びについてなど盛りだくさんでした！

音楽は楽しく、リズムにあふれ身体全身で表現出来るものです。レッスン中の先生のように、ご家庭でもご父兄が一緒になって楽しんで練習出来れば、上達は早いです。大人は様々なことを頭で覚えます。当然です。でも小さい子どもたちは感覚で覚えます。接する大人が一緒になって、全身を使いオーバーアクションで楽しんで練習すれば、子どもの感覚は最高調に反応します。

「楽しい」➔「上達する」➔「続ける」の定義が成り立ちます。これって親として子どもに臨む、願うことですよね！？「物事は途中で投げ出さず続けること。続けることによる達成感を子どもと分かち合いたい！」

その為に、ご家庭で使う鍵盤楽器は大変大事になります。学習机と同じです。「教育楽器」「教具」なのです。いつも同じ場所で、正しい姿勢で、正しい弾き方をする、当然上達の早道です。始めは一日何時間も継続して練習することはありません。数分や１曲だけを一日何回もやることが良いようです。
では、家庭練習で最適な機種は？というと、安価で持ち運び可能のキーボードはもちろん避けて頂きたい楽器です。同じ場所、正しい姿勢と弾き方という大切な習慣が身に付かないどころか、鍵盤の幅が通常より１ｍｍ細い為、１０鍵で１ｃｍ幅が少なくなります。鍵盤数も６１鍵が多いので、両手では足りなくなり、「鍵盤お引っ越し事件」が起こります！ここでも事件は現場で起きるのです！そうなると弾き始めの鍵盤をずらしてやるしかないです。結果、レッスンの時に「どこの　ド　から始めるの？」という「ド行方不明事件」に発展してしまいます。

ちなみにピアノは８８鍵、教室レッスン機種のステージアミニは上下鍵盤で各４９鍵（片手だけで４９鍵）、練習と本番で道具が違うなんてことは少ないと思います。スポーツでも他の習い事でもほとんど自分の同じもので行いますよね。
家庭練習で最適なのは、レッスン使用機種のステージアミニまたはお母さんの使っていたピアノでも大丈夫です！その際は、定期的な調律をお忘れなく！狂った音での練習は、感覚で収得する子どもには大きなマイナスになります。
朝から長々と失礼しました。

さぁ本日も一日ファイト～～いっぱ～～っつ！！台風心配ですね！レッスンへの影響も心配です！
生徒ご父兄先生方には、規定に沿って状況判断してレッスン中止の有無をご案内する場合もあります。